オンライン秘書(アシスタント)の料金相場はいくら?
オンライン秘書はリモートワークが当たり前になった近年、インターネットを介して秘書やアシスタント業務、雑務などを行うサービスです。今まで自分がやっていた仕事や社内の人間に割りふっていた仕事を任せることで業務全体の効率化を目指せます。ではオンライン秘書の料金はどれくらいになるのでしょうか?
オンライン秘書の料金相場
オンライン秘書に仕事を依頼する場合、どれくらいの料金がかかるのでしょうか。
自社で秘書を雇用するまでは費用をかけたくない、通年ではなく繁忙期のみ利用したいといった方にはオンライン秘書の導入がおすすめです。導入可能な金額かどうかチェックしてみてください。
月額制の料金
月額制のサービスの場合は時給を決めておき、オンライン秘書が実際に仕事をした時間を算出して月に支払う料金を決めます。
また時給制ではなく1か月あたりの支払い料金を10、30、50万円などの定額プランで契約できるサービスもあります。頼みたい仕事のボリュームが多い場合は定額プランを利用するのもよいでしょう。
従量制の料金
従量制は仕事内容によって細かく料金を決めておいて、仕事がおわった分の料金を支払う方法です。電話対応やメール対応1件につき料金を決めておき仕事をしてもらった分を支払います。
仕事のボリュームが少ない場合や簡単な雑務を行ってもらう場合は、従量制の方がコストを抑えられる場合もあるでしょう。とりあえずオンライン秘書に仕事を依頼してみたいといった方は従量制で仕事を依頼してみるのがよいかもしれません。
オンライン秘書のコストパフォーマンスはよい?
オンライン秘書はコストパフォーマンスがよいといえるのでしょうか。自社で人員を雇用した場合と比較してみましょう。
人員を補充するにはさまざまなコストがかかっている
企業が当たり前にやっている、求人の広告を出したり会社説明会をしたりというのは費用がかかっています。
求人広告を出すために、求人サイトへの支払いや派遣などの人材サービスを利用する場合は、成功報酬などの支払いが発生します。
自社での会社説明会などを行うのにも、印刷費用や場所の捻出、社員のスケジュールの調整など、さまざまなことが行われているのを知っていますか?社員として人員を雇用すると社会保険の支払いも発生し、社員教育に時間もかかります。
オンライン秘書の時給はどれくらい?
オンライン秘書の仕事を時給換算してみると2,000~4,000円くらいと、時給だけを見てみると非常に高いように感じるのではないでしょうか。
しかし、社員を新しく雇用するには多くの費用がかかります。
また、オンライン秘書を利用するのに繁忙期だけ利用したいという場合も考えると、利用したいときだけ柔軟に利用できるオンライン秘書は低コストで運用でき、コストパフォーマンスがよいといえるでしょう。
オンライン秘書を安く契約する方法
オンライン秘書を利用してみたいけれど、あまり費用は出せない、なるべく費用を抑えたいという場合はどういった利用方法をすればよいのでしょうか。低コストでうまく運用するコツについて解説します。
長期的な契約をする
多くのオンライン秘書サービスでは、長期料金の割引を行っています。
3か月、6か月、12か月などの長期間で契約することで割引され、お得に利用できるので、繁忙期のみの利用ではなく長期的に利用を考えている方は長期契約を使ってみてはいかがでしょうか。
初めから長期契約を結ぶのが心配な場合は、まず1か月など短期で契約をして、様子をチェックしてみるのもよいでしょう。
運用がうまくいかない場合は、人員を変更したり利用サービスを変更したりするなどして、相性のよいサービスを探してみるのもよいでしょう。相性のよいサービスに出会えたら長期的な契約を結ぶことで、低コストで効率よく仕事を回すことができるようになります。
時間の単価を安くする
時間の単価を安くするには、月額制サービスを利用する際に実働時間を増やすと時間単価が安くなります。
繁忙期にたくさん業務をこなしてもらいたい場合は、月の労働時間が長い契約をしておくのがよいでしょう。
時間当たりの単価が安くなり、お得に利用できます。スポット的に利用したい場合は長期契約をしてしまうとあまり利用しない時期にかかる費用がもったいないため、従量制や1か月単位での依頼をするのがおすすめです。
下準備をしておく
オンライン秘書を活用するには、下準備をしっかりしておきましょう。
ビデオ通話やチャット機能がスムーズに使えるようにしておくことで、オンライン秘書とすぐにやり取りできます。
またオンライン秘書に依頼したものの、やってもらうことがはっきり決まっていない、仕事を渡すのに時間がかかるとなってしまうと時間がもったいないので、オンライン秘書に依頼する業務を整理しておきましょう。
まとめ
近年リモートワークが当たり前になってきました。そのため在宅で仕事をする方も増えており、オンライン秘書という働き方が誕生しました。秘書業務やアシスタント業務、ちょっとした雑務は小さな会社だと社長が全部自分で行っている場合もあります。オンライン秘書は社員を雇用するのに比べると低コストでスポット的に利用できる人材です。低コストでスポット的に業務を依頼したい方はオンライン秘書に仕事を依頼してみてはいかがでしょうか。